飲食店経験0!私が全くの未経験から始めた焼き鳥屋だからこそ仕込み、焼き技法、研修内容に辿りつけました。
お恥ずかしい話ですが、始めのスタートは家の庭先で市販の焼き台をセットし、築地の鶏肉屋で鶏肉を買ってきて串打ちを試行錯誤で行い焼き始めたのがきっかけです。
隣近所の洗濯物が焼き鳥の煙でモクモクになってしまったことは今でも忘れられません。
急行も停まらないような駅、出店家賃20万前後の店を作ること、焼き鳥の生命線である塩にこだわりを持つと決めいていた私は焼き鳥に使う塩の選定に高級デパートまで足を運び、50種類もの塩を購入していました。伯方の塩、ヒマラヤ岩塩、沖縄の藻塩、シチリヤ山脈の塩…色々試しました。
そして、辿りついた私たちが使っている塩は日本全国どこを探しても手に入らないと思います。通常、塩とは辛しょっぱいものですが、当店の塩は焼き鳥の肉汁と混ざると甘く感じます。これが旨味になる元なのです。
焼き鳥屋を始める前までは、「焼き鳥屋=串打ち3年…焼き一生」なんて言葉があることすら知りませんでした。
始めてから気付くことのほうが多く、一旦は開業することさえ取り止めするか否かも考えました。そこから1年間、会社の全総力を挙げて東京で旨いと言われる焼き鳥屋を食べ歩き、社員何名かを有名店に無給で構わないからと交渉し修行にも行かせました。
そして試行錯誤ののち私たちの「旨い!」と言わせる焼き鳥がここにあります。
急行も停まらない…だから家賃も安い…だから広告もかけようがない…
けれど利益はしっかり残る「私たちの味に特化した焼き鳥屋」は今後の日本にもっともマッチした飲食モデルだと思います。
弊社加盟の地方店では、町の飲食店の客足の指標になっているようです。
「あそこがお客が入っていない日は何処の店も早く店終いなんだよ」
こんな嬉しい言葉はありません。
僕にも…私にも出来るの?
包丁を触ったことのないオーナー様だっていらっしゃいます。
61歳でスタートなさったオーナー様もいらっしゃいます。
飲食店経験0!の私たちが作った研修だからこそ「包丁の持ち方・研ぎ方」からお教えします。